今回のテーマは「舌の位置を気にする必要はない」です。
英語の発音を習うときに、舌の位置や口の開け方を教わることがほとんどです。
しかし、このことが英語の発音を悪くしている原因かもしれないのです。
そこで今回は、口の状態を意識すると発音が悪くなってしまう理由について、以下の内容でお伝えします。
・人は口の中の状態を意識しなくても発音できる
・本で紹介されている方法は説明するため
・発音マニュアル活用法
これらの内容を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
人は口の中の状態を意識しなくても発音できる
英語を発音するとき、舌の位置が大事だと説明されます。
より理想的な発音に近づくためには大事ですが、実は発音ができるようになると自然にその位置にあるというのが正解です。
あなたが、外国人から日本語を教えて欲しいと言われたときに、どのように対応しますか?
おそらく、正しい日本語を話して聞かせると思います。
そして、相手がうまく発音できなかった場合は、ゆっくりと繰り返し何度も発音してみせて、あまり違和感のない程度まで続けるのではないでしょうか。
相手はあなたの口の開け方は見ているかもしれませんが、あなたは舌の位置がどうだとか、口はこうした方がとは言わないでしょう。
そして、発音できたときに、舌の使い方が違うなどとは指摘しないでしょう。
英語の発音も同じで、聞いた音を真似することに集中し、それらしい音が出せれば勝ちなのです。
本で紹介されている方法は説明するため
では、なぜ本屋で売られている本や教科書には口の開け方や舌の位置を示した図が載っているのでしょうか。
それは、絵や図があった方が説明しやすいからです。
真似して発音しましょうだけでは、薄い本になってしまいますし、読者も舌の位置などを気にしているので必要なのです。
では、図解されているものは間違っているのか。
答えは、間違っていません。
実際に発音してみると、ほぼ図のとおりの位置に舌が来ます。
しかし、これは習ったのではなく、きれいな発音に近づけていった結果そうなったということです。
発音マニュアル活用法
ではこれらのマニュアルは全く役に立たないかというとそうではありません。
まずは独自の方法で、聞こえた発音をすることです。
繰り返し実践してみて、どうしても発音できないと感じたときに初めてマニュアルを参考にすることが大事です。
最初から見ると、頭で考えながら発音することになり、忘れてしまったり、ひっかかったりしてしまいます。
自分独自の方法であれば、自分で編み出したわけですから、考える必要がありません。
頭で考えながら発音する弊害として、口がまわらなくなることがあげられます。
上手く発音できない人は、発音に対して舌が追いつかず、口がまわらないという特徴があります。
また、一音一音の発音方法なので、単語や文として発音したときの口の動きとは異なります。
マニュアルはあくまで参考程度とすることを心がけてください。
【まとめ】舌の位置を気にしない方がよい
今回は英語の発音を良くするためには舌の位置を気にしてはいけない理由を説明してきました。
まずは聞こえた音を聞こえたとおり発音することです。
自分で発音した音に違和感があったとしても、聞こえた音に近ければ正しい発音に近づいている証拠です。
マニュアルや教科書は参考程度とし、独自の発音を磨いていきましょう。

